白馬山麓 翡翠峡

11月1日　信濃路ドライブ4日目です。
今日は姫川流域をたどって翡翠峡に入りました。

古代　翡翠峡は東アジア最大の翡翠原石の産地でした。古事記にも越の国の翡翠は勾玉の原石として大陸の隋にも渡っていました。
当時 素戔嗚尊はヤマとの覇権を勾玉に求め　出雲から遠く糸魚川に進出。姫川流域で翡翠の権益を獲得しています。

今日の旅は　一日を翡翠峡に遊び、1300年昔の古代ロマンのかけらを探して渓谷を歩きました。
「夢と欲」翡翠の原石が転がっていないか？　綺麗な石が無いだろうかと川床を探しました。
石を転がしただけでも自然環境の保全違反になりますが、家内と川床の砂利をかき回したりしていました。もちろん　そんな夢みたいな事はありません。

早々に飽きて翡翠峡の山中の池「高浪の池」まで登り大きな岩山 明星山を眺めて下山。
あの大きな岩山の底には陽の光にさらされていない翡翠が眠っているかもしれないと家内と想像していました。

時雨模様の八方尾根のケーブルに乗って白馬連峰の見物に出かけました。
でも　山はもう冬！！　一応冬の服装はしていましたが、寒くって辛抱できずそのまま下山。

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