河内義昭の写真と俳句

デジブックとブログです

赤川鉄橋と淀川ワンド

9月17日 JR城東貨物線 赤川鉄橋です。台風18号が 京都嵐山や伏見を洪水にした前日、この日も残暑厳しく背中を焼き尽くすような熱い陽が射し込みました。

私の最も古い記憶。昭和13年頃 祖父にせがんで何度も白い蒸気を噴く巨大な”蒸気機関車”を飽きもせず見に行きました。列車が来ると手を叩いて喜んでいたことを覚えています。
赤川鉄橋は私の記憶の深淵です。中学生になってからも 何度もカメラを持って四季折々赤川鉄橋と淀川の川原を訪ねています。

場所は ”春風や 堤長うして 家遠し”与謝野蕪村の故郷 毛馬村です。(現在は大阪市都島区
辺りの川原にはワンドが点在 イタセンバラや絶滅危惧種の小魚が今も生育しています。水辺には珍しいメダカも元気で泳いでいます。

城東貨物線は10月に廃線となり 大和路線加美駅から新大阪駅へ連絡する東大阪環状線に変更されます。 JRの新線計画では赤川鉄橋は改造され昭和11年開通の貨物線と人道は廃止され旅客専用線になります。

赤川鉄橋を挟んで与謝野蕪村の毛馬村、平家物語の江口の宿。平安時代からの歴史が偲ばれます。
行程 9キロくらい 阪急淡路駅から地下鉄谷町線大子橋まで、重い一眼レフとレンズ3本をザックに入れて撮り歩きました。


デジブックです。今回は俳句にせず画面の案内にしました。写真30枚閲覧時間3分くらいです
[http://www.digibook.net/d/15c4895f91dfa091a66899c738e96900/

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