春日大社 原生林逍遥
春日大社神域は1000年以上 人の斧が入っていません。
樹木は原生林のまま伸び放題、時々こだます笛のような長い鳴き声、雌を呼ぶ牡鹿の声が静寂を破ります。
飛火野から柳生へ抜け、滝坂古道から分かれて三笠山頂上(342m)へ 12kmの山歩きです。
途中朝日・夕日観音に立ち寄り荒木又衛門の首切り地蔵で一服昼食。
午後三笠山へ ・・・・ 。 大木の頭上を仰いだり、太い大きな根っこ張り付いた自然の野生の苔に驚いたり、山に入る者山を見ず、深山逍遥 清々しい森林浴の山歩きです。
疲れて枯れ木に座って休憩。 ポカリスエットとブドウ糖の補給。
突然沢の向こうから太いバスの美しいフルート。 意外と大きな雄鹿の吠え声。
北海道のエゾシカみたいな逞しい奴。後続の雌への警戒声です。
当方も年寄り人間と馬鹿にされぬよう大声でストックを振り上げて怒鳴り返す。
夕刻 夕日に煙る東大寺と興福寺の五重塔を撮影予定でしたが、道を間違ってそのまま東大寺前に。
今日の山行きは 行き交う人も殆どなく 自分だけの楽しい逍遥の一日でした。
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