河内義昭の写真と俳句

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"謎の蝶 アサギマダラは なぜ海を 渡るのか?”

華麗に天空を舞う蝶 アサギマダラがよく話題になります。 
春 沖縄辺りの島で羽化. 2000kmも飛翔して 信州の高層湿原に飛来。 秋 故郷に帰り生命を閉じます。
本州への渡航はDNAの遺伝指令でコース飛翔するらしく詳細は解明されない謎の蝶です。

PHP 刊 栗田昌裕 著 ¥1.500 "謎の蝶 アサギマダラは なぜ海を 渡るのか?”
日経で新刊紹介されました。著者は 数学者・内科医です。アサギマダラ観察を趣味にされている東大病院のドクターです。

私が初めてアサギマダラに遭遇したのは平成10年8月 湯の丸高原です。大型の美しい蝶がヨツバヒヨドリの群生地で華麗に舞っていました。
ネイチャーセンターの指導員に、日本では珍しい海を渡る蝶。”アサギマダラ”だと教えられました。

以後 私はこの蝶に魅せられ、信州の湿原 ヨツバヒヨドリの群生地で飛翔・吸蜜する姿をよく見かけました。
翅を青空に透過すればホタルのように反射して、青く優雅に映える美しい蝶です。

伊吹山でもアサギマダラに遭遇しました。20mくらい離れたイブキトラノオシモツケソウに戯れていました。 信州の高地から故郷の沖縄方面への帰路の途中でしょう。
蝶は美しく青空に映え 優雅で華麗に天空を舞って幻想的な美しさでした。手持ちの望遠で撮影しましたが残念ながらブレた画像になりましたが、優雅な美しさは忘れられません。

アサギマダラの撮影は山道を歩く。 季節や場所によってアサギマダラが群舞・吸蜜するイブキトラノオ・ヨツバヒヨドリフジバカマ等の群生地を探す。 そして低い位置からしっかりとカメラを固定させて撮影。

パソコンで画像処理 彩度と明度を調整、トリミングで構図を考える。そしてブログや写真サイトにアップロード。

             皆さん いかがでしょう。面白いですよ!!


上 平成22年8月23日 ヨツバヒヨドリ 湯の丸高原
中 平成23年8月31日 ヨツバヒヨドリ 栂池高原
下 平成24年8月2日  イブキトラノオ 野反湖
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