河内義昭の写真と俳句

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冬の旅 木曽馬篭宿

2013年2月9日 中央自動車神坂PAで車をパーキング。 高速道路の敷地から木曽の村へ出る通路があります。
私の足では30分、若い人では15分くらい 坂を登り下りすれば馬篭宿の本通りです。
島崎藤村の「夜明け前」の書き出しでは鬱蒼とした暗い杉林の道を連想しますが、雪をかぶった辺りの山々の峰が広がっている明るい風景です。
昔の人はこの山道を日常的に歩いていました。でも 私はインシュリンで血糖値管理 喘ぎながらヨチヨチとゆっくりとマイペースでのんびりと歩きます。
妻籠木曽福島奈良井宿から塩尻に抜けて和田峠を越える中仙道最大の難路です。京から江戸へこの街道を通って物資と共にいろんな文化も流れて行きました。
80歳を超えて尚 葛城北斎が度々小布施の町を訪ねたり、高齢の小林一茶が和田峠から北信濃の柏原宿を歩いていました。
それにしても私の足の弱いこと、低血糖におびえながらブドー糖を舐めながらの絶望的な足運びです。 本当に昔の人に 心より尊敬の念を抱きます。

デジブックと俳句です 23枚の写真ですから閲覧時間は3分くらいです。 ご覧下さい。
http://www.digibook.net/d/90d4a7dfb19d8c152d249b7774f82802/

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